motion picture soundtruck全曲解説

最近めっぽう暇を持て余して居るのと、全曲解説することに憧れるがあったのでやってみます。


当初、今回のレコーディングでは3曲入りのデモとライブのSEを録音する予定だった。だがSEを制作していくに従って、今回のデモに全体を通してストーリーを付けられないかと考え出す様になった。ただのデモにはしたくないと。まるで映画を丸々一本見たような。そしてレコーディングの直前に見た「ノルウェイの森」から多大な影響を受けた。
そして今回はレコーディングエンジニアに元NO NAME'sの近藤君を迎えて行なわれた。僕たちのことを良く理解してくれている人物なのでリラックスしたレコーディングとなり、ミックスでも色々とわがままを聞いて頂いた。全体的に冷たいガッツのある鋭いサウンドになった。

結果として素敵な作品に仕上がったと思っている。僕がやりたかったことが詰まった作品です。

今回、レコーディングに協力して頂いた近藤君、センザキマイ、エビさんにお礼を言いたい。



#1 faith
冬の終わりの夜明けをイメージして作りました。
朝日が木々に、街に、枕元に差し込む。
タイトルはcureのアルバムから


#2 ティム・バートンのあたまのなか(never understand)
始まりを表した曲。この曲は楽器を重ねに重ね、手の込んだアレンジになった。何本ギターが重ねたか僕自身も覚えていない…
サブタイトルはjesus and mary chainの楽曲から。


#3 like a daydream
何らかの予兆。
僕なりのサイケデリックさが出せた曲だと思う。
タイトルはrideの楽曲から。


#4 暖炉(Friday I'm in love)
心の休息。安堵。暖かくなる曲が作りたかった。ローファイな音像にしたかったので自室でiPodのボイスメモで録音した。
録音当時、隣に家を建てていてかなりの騒音で静かなタイミングを見計らっての録音になった。
サブタイトルはcureの楽曲から。


#5イノセンス(feel the pain)
終わりの始まり。このミニアルバムの軸となった曲だと思う。
fu a youの空りの様な曲が作りたかったのだか結果としてハードコアとシューゲイザーがうまい具合に混ざった曲になった。
詞も気に入っている。
後ろで鳴っているループにもメッセージが込められている。
サブタイトルはdinosaur jrの楽曲から。


#6 1985
底辺。最低な気持ち。
演奏も最低だった…
タイトルはノルウェイの森の初版発売年。


#7 名も無き少女(nowhere)
何もない。何処にも居場所はない。
皆聴きたがっていたので音源化しました。
綾波レイの歌。
サブタイトルはrideのアルバムから。





次の音源の構想は大体決まっている。